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メインテナンスを受けよう!

メインテナンスを受けよう!

歯科医療は、
「治療」から「予防」へ

―― 若い頃からのメインテナンスが、10年後のあなたを守ります。

「むし歯や歯周病は、痛くなってから治すもの」
そう思っていませんか?
しかし、お口のトラブルの多くは、自覚症状が出るずっと前から静かに進行しています。
その小さな変化を定期的に確認し、悪くなる前に整えていく。
それが、いま世界の歯科医療でスタンダードとなっている「予防」という考え方です。

数字が証明する
「残せる歯」の真実

日本の歯科事情は、ここ数年で大きく変わってきました。

意識の変化

定期健診を受ける人は、2004年の約34%から、現在は半数を超える53%へ増加しています。

結果の変化

80代前半の方の平均残存歯数は、約9本から約12本へと、およそ1.5倍に増えています。
もちろん体質や生活習慣も影響しますが、データが示しているのは一つの傾向です。
「定期的にプロのケアを受けてきた人ほど、年齢を重ねても自分の歯を保っている」ということです。

なぜ、
「プロによるケア」が必要なのか

それは、毎日の歯みがきだけでは落としきれない「バイオフィルム」の存在があるからです。
バイオフィルムとは、細菌が強固に結びついた膜状の汚れのこと。
キッチンの排水口の「ヌメリ」をイメージしてください。
うがいやブラッシングだけでは、このヌメリを完全に除去することはできません。
歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を用いて行うプロフェッショナルケアは、バイオフィルムを定期的にリセットし、トラブルの再発を防ぐために有効とされています。

3つの視点から考える、
メインテナンスの価値

1. 働く世代・子育て世代へ

「パフォーマンスを、歯から支える」
忙しい日々の中で避けたいのは、「突然の痛み」による予定の中断です。
定期的なメインテナンスは、将来の通院リスクを抑えるための合理的なリスクマネジメントといえます。
今の1時間のケアが、10年後の自分と家族の自由な時間を守ります。

2. シニア世代へ

「自由を、もっと長く。自分らしく笑える毎日を」
自分の歯でおいしく食べ、話し、笑えること。
それが人生の質(QOL)を支える大切な基盤になります。
80歳で20本の歯を保つ「8020」を達成した方の多くは、継続的なケアを習慣にしてきた人たちです。
高度な治療より、日々の予防。
それが、アクティブな人生を支える要素の一つと考えられています。

3. すべての方へ

「気づく前に守る。一生モノのコストパフォーマンス」
「異常がないから行かない」という選択は、
期的には大きな負担につながることもあります。
定期管理を受けている人は、生涯を通じてかかる総医療費が低く抑えられる傾向があるという報告もあります。
お口を整えることは、全身の健康を守り、将来の負担を減らす「賢い選択」の一つです。

検診ではなく
「メインテナンス」という選択

「悪いところがないか探す(検診)」から、「健康な状態をキープする(メインテナンス)」へ。

歯科検診メインテナンス
目的異常を見つける
(早期発見)
健康を維持し、再発を防ぐ
(未病)
内容視診・検査が中心バイオフィルム除去・
生活習慣の改善
価値手遅れになる前に
治す
治療が必要ない
状態を保つ

一生、自分の歯で笑い、
食べるために

メインテナンスの間隔は、お口の状態やライフスタイルによって一人ひとり異なります。
私たちが提唱する歯科医院は、単に処置をする場所ではなく、
あなたの健康を長期的に支える「パートナー」です。
「治療のために通う」から
「理想の自分を保つために通う」へ。
そして、メインテナンスとは、
単なる「お掃除の時間」ではなく、あなたの健康を長期的に記録し、支えていく医療の時間でもあります。
新しい習慣を、ここから一緒に始めてみませんか。

【引用文献・データ根拠】

  • 受診率・残存歯数の推移
    厚生労働省「歯科疾患実態調査」(平成17年・23年・28年)
    および「国民健康・栄養調査」
  • バイオフィルムの特性とプロケアの有効性
    日本歯周病学会「歯周治療の指針」
    日本歯科保存学会「う蝕治療ガイドライン」
  • 生涯医療費と歯科検診の関係
    日本歯科医師会「歯科医療と医療費に関する実態調査」
    (2011年:広島県歯科医師会/トヨタ関連部品健康保険組合等)
  • 8020運動と全身の健康
    8020運動推進財団誌
    World Health Organization “Oral Health Fact Sheets”
  • 定期管理の経済的効果
    American Journal of Preventive Medicine(2014年)
    歯周病治療と慢性疾患の医療費削減に関する研究
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