ANAグループ×ドクター対談
歯科医院のにおいについて
仙北谷さん
金谷先生の医院(埼玉県三郷市 あすなろ.デンタルケア)を拝見させていただき、天井も高くて素敵なクリニックという第一印象でしたが、除菌消臭剤A2Careを導入する以前は、においの面などで診療室にどんなお悩みがありましたか?
金谷先生
においの面では、私は結構においに敏感なため、ちょっとしたにおいが気になります。春先とか秋口とか天気がいいと、入口のドアを開放したくなるのですが、以前は近くに施設の喫煙所があったりゴミ置き場があったりで、ドアを開けることができませんでした。そのため一時期はアロマを焚いてみたりしましたが、においの好みは個人差が大きいことに気づき、途中でやめてしまいました。今は歯科医院独特のにおいも含めて、においがしないということが一番良いと思っています。
仙北谷さん
A2Careを実際に導入されて、においのお悩みは解消できましたか?
金谷先生
そうですね、毎日居ても気にならないということは、効果があるのではないでしょうか。なにしろにおいに過敏なため、日課として診療前の朝の清掃時に、僕はひたすら医院中のにおいそうなところにA2Careを振りまいています。特にスタッフルームの下駄箱が気になるために、撒布重点箇所となっています。(笑)
仙北谷さん
以前はよく使用していた除菌消臭剤はあったのでしょうか?
金谷先生
他社の消臭芳香剤を使っていましたね。その減りが早いと、「撒きすぎです」とスタッフに怒られていました。他社の消臭芳香剤はその物自体ににおいがあるため、香りが消えると効果がなくなったと感じ、また撒いたりしがちですよね。でも今は、患者さんひとりの診療が終わるごとに、A2Careを使っています。消臭だけではなく除菌効果もあるためユニット清掃にも同時に使えることが気に入っています。
仙北谷さん
スタッフの方々の反応はいかがでしょうか?
金谷先生
スタッフは診療が終わった後に、「これから人に会う」と言って、A2Careを自分の靴下とか靴にかけて、身支度にも使っていますから、A2Careの効果を実感しているのではないでしょうか。
仙北谷さん
キッズスペースなどにもお使いですか?
金谷先生
はい、もちろんです。子どもは玩具などに触れた手を口に入れたり、その手でまた他の物などにも触れていますので、キッズスペースの除菌は念入りに行っています。
以前、A2Careを使用している時に保護者の方から安全性について尋ねられたことがありますが、ANAの飛行機の機内の消臭除菌にも使用されていることを説明すると、飛行機と歯科医院が結びつかず驚かれたようですが、安全性と消臭効果にとても納得していただき、ご自宅でも使用したいとおっしゃっておりました。この時はANAのブランド力を実感しましたね。(笑)
仙北谷さん
ありがとうございます。
患者さんからも評価をいただけますと、A2Careを利用していただいている歯科医院様のお役に立てていることがわかり嬉しいですね。
洗口剤について
仙北谷さん
金谷先生の医院はいち早くクラウドサービス(セキュリティの高いインターネット回線を通して患者さんと診療情報を共有するサービス)を導入され、どんどん設備と環境面で改善しているというイメージがあります。これからも先進的に取り組んでいきたいことなどございますか。
金谷先生
そうですね、目標とする熊谷先生(山形県酒田市 日吉歯科診療所理事長)は決断から実行までが早いので、今はついていくのがやっとです。
それでも、先見性がありグローバルスタンダードな歯科医療を日本で実践している唯一の方ですから、熊谷先生が歩んできた道を愚直に辿り実践してきました。
そうすると、日々の臨床の中で熊谷先生の言動から気づかされることが多々出てくるのです。実践しながら少しでもわかったことを後進にフィードバックできればと思って頑張っています。
仙北谷さん
臨床面における熊谷先生の影響は大きいのですね。私どものA2Careをご利用くださっているのも熊谷先生の日吉歯科診療所様でA2Careをご利用くださっているからと存じております。
日吉歯科診療所様でも導入されていますA2Careマウスウォッシュのパッケージが新しくなり、いち早くあすなろ.デンタルケア様でも置いていただいてるようですが、いかがでしょうか。
金谷先生
A2Careマウスウォッシュと同様な効果がある他社製品で、診療前の洗口や治療中に口をすすいでもらっています。口の中を無菌化はできませんが、なるべく細菌の少ない状態で治療することを心がけています。現在使用している製品は医薬部外品で、A2Careは化粧品になるため薬事法の分類こそ違いますが、効果は同じですので院内での使用も考えています。ホームケア用としてのA2Careマウスウォッシュは、徐々にお求めになる方が増えてきました。
高木さん
歯科医院で従来使用されています洗口剤は、刺激が強いものが多いようです。ドライマウスの方とか口内炎のひどい方とか刺激性のあるものが使いづらい患者さんの時にはA2Careマウスウォッシュは、適していると思います。
金谷先生
はい、そうですね。あと、お子さんにもいいですね。お子さんは刺激物に弱いので、早速、A2Careに変えることを検討してみます。
予防歯科の啓蒙活動について
高木さん
よろしくご検討をお願いいたします。
私たちANAグループではメインテナンス費用の補助制度は、まだございませんが、健保組合の機関紙やホームページなどで、グループ従業員に対し予防歯科について継続して啓蒙に取り組んでおります。現在もOP医院様は、いくつかの企業と連携して予防歯科の普及をされていますが、今後私たち民間企業の予防歯科の取り組みについてご要望がございましたら教えてください。
金谷先生
羽田から庄内空港に来る時もANAの機内誌「翼の王国」を読んできましたが、多くの方が見る機会が多い「翼の王国」に熊谷先生の取り組みを記事として掲載してはいかがでしょうか。
高木さん
まだ「翼の王国」では取り上げてはいないのですが、以前に機内番組の中でA2CareのCMで熊谷先生にご登場いただいたことはございます。
金谷先生
ANAの機内上映番組「めし友図鑑」もとてもいい企画ですね。さきほどの「翼の王国」など御社はとても発信力がある上に、人を移動させる間の機内やラウンジなど、一定の時間を過ごす空間を持っていることが、一般メディアにない強みだと思います。そんなANAさんの力を借りて予防歯科の正しい情報を生活者に届けられるといいですね。
高木さん
金谷先生にご指摘いただきましたが、私たちはANAをご利用頂いたお客様に発信できる媒体もございますし、従業員もおよそ42,000人おります。ラウンジのお客様やマイレージ会員様に、ANAグループとOP医院様でもっとできることがあると思います。将来的に金谷先生はANAグループという特色を生かして予防歯科にどういったゴールを設定するべきとお考えでしょうか、ひいては日本人の口腔ケアの改善をどう支援していくべきか、個人的なご意見で結構ですのでお聞かせください。
金谷先生
まずは、ANAグループ42,000人の方にメインテナンスを当たり前のことにしてもらえることです。そうするとそのご家族の方やご近所のママ友ネットワークで、予防歯科は自然に広まっていくと思います。そのためにも私たちOP歯科医師は、しっかりとした予防歯科の受け皿とならなければなりません。
高木さん
私どもの社員は地方にも海外にもおります。
金谷先生
そうですよね。そのためにも、OP歯科は予防歯科の普及を企業の方と連携すると同時に、予防歯科の品質を担保できる医院を増やすことに注力しなければなりませんね。
高木さん
私たちはANAグループ社員向け機関誌などで粛々と予防歯科の啓蒙に努めておりますので、熊谷先生はじめOP医院の方々にいただいたアイデアを実現できるようにしたいと思います。
本日はありがとうございました。