「エビデンスを学んでいるのに、患者さんの行動が変わらない」 「情報が多すぎて、臨床の現場で何を優先すべきか迷ってしまう」
こうした悩みを解決するのは、知識を増やす「足し算」ではなく、本質を見極める「引き算」かもしれません。
加藤大明・雄大先生が提唱する「シンプル」の価値
北欧予防歯科の考え方を軸に、日本の臨床現場で再現性のある予防を追求し続けている加藤大明先生・加藤雄大先生。2025年11月に発売された最新著書『シンプル予防歯科』が、発売直後から各地で売り切れ・重版待ちとなるほどの反響を呼んでいる事実は、いかに多くの歯科従事者が「臨床の軸」を求めているかの現れと言えます。
先生方が提唱するのは、単なる簡略化ではありません。う蝕・歯周・バイオロジーの原理原則に立ち返り、不要なものを削ぎ落とすことで、患者さんへのメッセージを研ぎ澄ませる「科学的な取捨選択」です。
なぜ、シンプルだと患者さんは動くのか

患者さんの行動変容を導くのは、複雑な説明ではなく、確かな根拠(エビデンス)に裏打ちされた「迷いのない言葉」です。
自分の中に科学的な「軸」が通ることで、歯科衛生士の言葉は「お願い」から、患者さんの人生を守るための「確かな提案」へと変わります。その自信こそが、患者さんの信頼を生み、行動を変えるのです。
「シンプル予防歯科セミナー」紹介コーナーを公開
コミュニケーション・ギアでは、この「シンプル予防歯科」の核心を学ぶことができる加藤大明先生・雄大先生のセミナー紹介ページを公開しました。
科学的根拠をどう整理し、どう患者さんの「行動変容」に繋げるのか。明日からの臨床を変えたいと願うすべての歯科医療従事者の皆様へ、必要な情報をまとめています。

